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AquaTalkingReview version.4

  • 執筆者の写真: aquatalkingreview
    aquatalkingreview
  • 2024年4月1日
  • 読了時間: 1分

AquaTalkingReview version.4


2024/03.30.


in Osaka



第4回となるAquaTalkingReviewが行われました。

以下は、その記録です。

登壇者の肩書については、当時のものとなります。


Speaker1

下村 桐也氏

長浜バイオ大学 バイオサイエンス研究科

『スラウェシ島調査とメダカの研究』



少年期より、多くの魚を飼育・繁殖してきた下村氏の物心がつく、つかない程の幼少期から、彼の魚への親しみと熱意を育んだルーツのお話から、現在、彼自身が愛するメダカ(オリジアス属)を研究するに至った経緯。また第三者的に「なぜ、メダカが研究対象とされるのか」といったところまで掘り下げ、発表してくださいました。

また、オリジアス属の「求愛円舞」行動について、貴重な研究の動画を交えて説明くださいました。

日本では周知されていないオリジアスも多く紹介されました。


現地での生活や食事などもご紹介し、非常に密度の濃い話となっていました。


トゥティ湖やマタノ湖での貴重かつ美しい水中映像を交え、生態的にも、観賞魚視点としても、非常に興味深い発表をしてくださいました。

日本ではなじみの薄いテルマテリナやトミナンガといったレインボーフィッシュと呼ばれる美魚のディスプレイ行動には、参加者席から声が上がる程でした。





Speaker2

井上 諒一

大阪公立大学大学院理学研究科生物学専攻博士後期課程1年

『タンガニイカ湖の話』


多くの魚を愛し、中でもピラニアを愛する井上氏が実際に見てきたタンガニイカ湖と自身の研究について報告してくれました。

多くの研究者が、「研究対象として」シクリッドを掘り下げる中、研究の傍ら、多くの魚種に興味が強い井上氏の目線で見てきた魚を報告くださいました。

まずは自身の経歴紹介・自己紹介に始まり、タンガニイカへの道中の苦労。あちらでの生活・食事など、随所で笑い声が上がる井上氏らしい発表となりました。

シクリッドのみならず、日本ではお目にかかる機会の少ない、あるいは皆無の生体写真などを紹介くださいました。


後半では、自身が予てよりされている、魚の鳴き声(鳴音)の話を貴重な動画・音声を交え、報告くださいました。







また、ご参加のタンガニイカシクリッド愛好家様より「イベントへの参加・タンガニイカシクリッドの認知の一助に」と自家繁殖並びに国内繁殖個体の提供をいただき、プレゼントじゃんけん大会を開催することが出来ました。

こちらも非常に盛り上がり、複数のタンガニイカルーキーがここに生まれました。


いずれの講演でも、都度設けました質疑応答で活発に質問が挙がり、非常に素晴らしい時間となりました。


これから、より飛躍していく、アクアリストであり研究者でもある二人の熱意ある発表に最高の時間を過ごすことが出来ました。

講演者、参加者ならびに開催に向け広告活動にご協力いただいた皆様。本当にありがとうございました。



 以上、登壇者、参加者の皆様。ありがとうございました。














 
 
 

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