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ATR ⑦ "ナマズにひとすじ" 講演者 ︎紹介

  • クレニキクラマン
  • 16 時間前
  • 読了時間: 3分

第7回になる 今回のアクアトーキングには、お二人の偉大なる研究者、そして ビック・アクアリストが登壇下さいます!

田畑諒一さん

脇谷量子郎さん

のお二方。


では、午前の部 の 田畑諒一さん

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(琵琶湖博物館で展示パネルを作る田畑諒一さん)


1986年神奈川県出身

京都大学大学院理学研究科・博士後期課程修了。博士(理学)。現在、滋賀県立琵琶湖博物館主任学芸員。専門は魚類学、進化生物学

著書に『ナマズの世界へようこそ ─マナマズ・イワトコナマズ・タニガワナマズ─』(サンライズ出版、共著)、日本魚類学会編『魚類学の百科事典』(丸善出版、分担執筆)など。



幼少期から魚好きで、日々 近くの川でガサガサをし、飼育し続け 魚の研究やりたくて 京都大学へ進学。

理学部 渡辺勝敏先生の動物生態学研究室であまたのお魚猛者と共に研究生活をスタートされ、先進の遺伝子解析法を駆使し 様々な琵琶湖にまつわる 淡水魚の歴史 や進化 そして生態も含め 研究する毎日を送られています。ご自宅でもかなりの数の水槽に囲まれ 自ら採集した各地のお魚と共に暮らしているとお聞きしました。

今年 ビワマスの新種記載のニュースがありましたが、この記載にも 田畑さんは関わられています。詳細https://youtu.be/KRNRYCyAEcs?si=AVJ7hxmvO6yL_tuA

この度、アクアトーキングでは ナマズ回を企画するにあたり 日本に生息する第4番目のシルルス属ナマズ 「タニガワナマズ」の記載者である田畑さんに ロックオン!他のナマズと、どこがどう違うのか?記載に至るまでの裏話しや、琵琶湖の成立という生物地理学的な解説も含めナマズのみならず よりマクロな視点で 日本産淡水魚全体に関して お話いただきます。

演題は

『日本産淡水魚のもつ歴史』

です。


午後の部

脇谷量子郎さん

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オオウナギと電気ショッカーと脇谷量子郎さん

1982年 東京都出身。

九州大学大学院生物資源環境科学博士課程修了。博士(農学) 東京大学大気海洋研究所特任准教授。著書に「うな丼の未来ウナギの持続的利用は可能か」(青土社・分担執筆)「日本のウナギ 生態・文化・保全と図鑑」(山と渓谷社・分担執筆)

日本を代表する ウナギの生態研究者のお一人。生まれて初めてお年玉を使ったのは、観賞魚店の奄美大島産オオウナギ。


ウナギ研究者としての脇谷さん↓↓↓



脇谷さんも例に漏れず幼少期から魚と戯れ、学生時代は関東地方の各熱帯魚屋に入り浸り 90年代のバブル期熱帯魚ブームを謳歌された。趣味としての飼育では 特にナマズとニョロニョロ系に造詣が深いが、カラシン、シクリッド等の他分野においても知識、経験は圧倒的です。しかし!脇谷さん自身は"私はナマズの人"とおっしゃります。

山に籠っての木こり修行や、琵琶湖での漁師さんに師事され東京から通うなど、破天荒な経歴をお持ちです。

タニガワナマズの学名に献名されているナマズ研究者の友田淑郎先生とも ナマズ談義を通じて交流を重ねられた 生粋のナマズマンと言えるでしょう。

総量14トンの水槽で様々な魚と共に暮らすウナギ研究者の話しを是非楽しみましょう!

演題は

『魚の生態学者のナマズ飼育』

です。

 
 
 

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