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AquaTalkingReview version.5

  • 執筆者の写真: aquatalkingreview
    aquatalkingreview
  • 2024年11月25日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年11月29日

AquaTalkingReview version.5


2024/11.23.


in Osaka



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第5回となるAquaTalkingReviewが行われました。

以下は、その記録です。


Speaker1

大森尚也

『ウツボを採る!飼う!調べる!』



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幼少の頃よりアクアリストとして、熱帯魚、金魚を飼育してきた大森氏。

ディスカスなどの熱帯魚飼育・繁殖から、彼がウツボへとたどり着き魅せられた経緯と、その後の話をしてくださいました。

自身の研究の柱であるウツボの繁殖行動の研究については、研究方法や手順の、その並外れた執念と行動力で聞いていた多くの人を畏怖の坩堝へと叩き落としました。

繁殖行動については貴重な動画を交えての説明となっており、歓声が上がる内容でした。


後半では、ウツボを飼うことにフォーカスした講演内容となっておりました。

飼育方法と、ウツボにもそれぞれの種で飼育のクセがあることを理解していれば飼育は難しくないという「ウツボを飼ってみてほしい」の思いが詰まった講演内容となっており、講演後、大森氏自らご準備くださったプレゼント企画では「ずっとウツボは大好きだったが魚の飼育自体が初めて」という人も参加しての大盛り上がりとなりました。



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プレゼントのディスプレイの準備ができ、観察する淺村氏と説明をする大森氏。

水槽の準備は会場のI先生がしてくださいました。何から何までありがとうございます。





Speaker2

山田充哉

『いにしえの”JapaneseHomeAquarium"を求めて』




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幼少期からアクアリウムに傾倒し、水産系の仕事に携わる今も、アクアリストとして燃え続ける山田氏。

とりわけ、古い機材の発展と歴史に魅せられ、それを手にするプロセスも楽しまれています。

研究者でありながら、公的な研究とは別に、研究し続けてられるアクアリウム史を発表くださいました。

「第n次ブーム」を知る世代が去っていくことを憂い、蒐集に燃えますが、独り占めすることでなく、知識を共有し深めていく為にお話をしてくださいました。


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視覚的にも非常にわかりやすいです。


また、水槽・ヒーター・フィルターと変遷の歴史を、画像を交え見ることで、ベテランのアクアリストからも感嘆の声が多く出ていました。

知っていたつもりが知らないことばかりだった頃を突きつけられる発表で、非常に素晴らしい時間となりました。

物も情報も、人間一人の力では限界がある、と協力を呼びかける山田氏。

是非、これを読まれている方にもお力を貸していただけたら幸いです。


講演後は、コレクションの一部を提供くださったプレゼント企画も行い、これも非常に大盛り上がりとなりました。






昼の休憩前の時間には、短い時間ではありますが、素晴らしい参加者が多数いらっしゃったので、一部の方のみとはなりましたが、ご紹介させていただきました。


まず、南米渡航を趣味としておられる、Tanakayさん。自家採種の植物で有名ですが、ヤドクガエルへの熱意と執念や、現地での遊び(魚釣りや採集)の資料を交えてのご紹介。


過去に講演(第1回第2回)してくださったTEAM BORNEOさんも来てくださって居たので、簡単なご紹介をさせていただきました。


その後、専門学校の飼育設備(実習室)を見学をさせていただきました。

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こちらは和田先生が非常に注力くださっており、専門学校の設備を見学するという、いい年になったらまず出来ない経験をさせていただきました。

貴重な機会をありがとうございました。



各講演ではプレゼント企画も行い、講演者からのプレゼントがありましたが、なんとそれ以外にも参加者の方が有志でお持ち込みくださったものもあり、感謝に感謝を重ねても、し尽くせない有意義なプレゼント企画となりました。

希望者チャレンジのじゃんけんでしたが、機材ももちろんですが、ウツボ生体4種もすべて希望者が複数居て取り合いになる大盛りあがりでした。

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いずれの講演でも、都度設けました質疑応答で活発に質問が挙がり、時間の都合で質問を打ち切らなければならないほど、非常に素晴らしい時間となりました。

質疑応答はもとより、「トーキング」と、相互的な交流を大事にしている当イベント。

公演終了後に設けました運営のジュン氏企画の交流会も行いました。質疑応答の一部は、そこに持ち越しです。

老若男女、好みの違う趣味家が入り乱れ、非常に盛り上がり、新たなつながりも生まれ、その後の打ち上げを兼ねた食事会も、予定よりもメンバーが膨れ上がってしまうほどでした。

本当にすばらしい人達が多く集まってくださり、本当は、ひとりひとりをご紹介したいほどでした。


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向かい合わせのテーブルで盛り上がる皆さん。


講演者、参加者ならびに、今回会場をお貸しくださいました大阪動植物海洋専門学校の皆様、会場と我々を繋いでくださいました熱帯魚専門店 魚仙様、開催に向け広報活動にご協力いただいたショップ様。本当にありがとうございました。

次回もより楽しく熱い時間を過ごせるように、経験と反省を活かしよりよい運営ができるよう、邁進していく所存です。


 以上。


次回のアクアトーキングレビューは 調整中ですが、運営メンバーのジュン氏が、交流によりフォーカスを当てたイベント(リンク)を企画しておりますので、是非、ご興味を持っていただけると幸いです。
















 
 
 

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